ZEBプランナー

山形パナソニックは、2023年1月 『ZEBプランナー “フェーズ2”』に認定されました

ZEBとは?

2021年10月22日、地球温暖化対策計画が閣議決定されました。
地球温暖化対策計画は、地球温暖化対策推進法に基づく政府の総合計画で、2016年5月13日に閣議決定した前回の計画を5年ぶりに改訂しました。
日本は、2021年4月に、2030年度において、温室効果ガス46%削減(2013年度比)を目指すこと、さらに50%の高みに向けて挑戦を続けることを表明しました。

ZEBとはNet Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。
快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。

ZEBプランナーとは?

「ZEBプランナー」とは、「ZEB設計ガイドライン」や「ZEBや省エネ建築物を設計するための技術や設計知見」を活用して、一般に向けて広くZEB実現に向けた相談窓口を有し、業務支援(建築設計、設備設計、設計施工、省エネ設計、コンサルティング等)を行い、その活動を公表する事業者と定められています。
ZEBプランナーは、ZEBの導入を検討しているオーナーに対して、ZEB実現に向けたプランニングを実施しています。
なお、環境省および経済産業省が実施しているZEBの補助事業についてはZEBプランナーの関与が必須となっています。

ZEBのメリットとは?

ZEBを実現することのメリットには、エネルギー消費量を削減することのほかにも様々なメリットがあります。具体的には、大きく以下の4つのメリットが存在しています。

1.光熱費の削減

エネルギー消費量の削減に伴い、建物の運用に係る光熱費を削減することができます。

2.快適性・生産性の向上

自然エネルギーの適切な活用、個人の好みに配慮した空調や照明の制御などにより、省エネルギーを実現しつつ快適性・生産性を向上させることができます。

3.不動産価値の向上

ZEBのような環境・エネルギーに配慮した建物は、他の一般的な建築物と比較して不動産としての価値の向上、街としての魅力の向上などにつなげることができます。

4.事業継続性の向上

ZEBを実現することで、災害等の非常時において必要なエネルギー需要を削減することができ、さらに再生可能エネルギー等の活用により部分的にではあってもエネルギーの自立を図ることができます。

ZEBの定義とは?

建物のエネルギー消費量をゼロにするには、大幅な省エネルギーと、大量の創エネルギーが必要です。
そこで、ゼロエネルギーの達成状況に応じて、4段階のZEBシリーズが定義されています。

『ZEB』(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ゼブ))
省エネ(50%以上)+創エネで100%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物

Nearly ZEB(ニアリー・ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ニアリー ゼブ))
省エネ(50%以上)+創エネで75%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物

ZEB Ready(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル・レディ(ゼブ レディ))
省エネで基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物

ZEB Oriented(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル・オリエンテッド)
延べ面積10000㎡以上で?エネで用途ごとに規定した一次エネルギー消費量の削減*を実現し更なる省エネに向けた未評価技術(WEBPROにおいて現時点で評価されていない技術)を導入している建物

山形パナソニックの取り組み

山形パナソニックは2025年度に自社が受注するコンサルティング業務のうち、
ZEBが占める割合が50%以上になるよう目指します。

ZEBプランナー実績

 

建物規模

受注件数

2023年度

ZEBプランナー実績

300㎡未満

0 件

2,000㎡未満

2 件

2,000㎡以上

1 件

2024年3月現在

お問い合わせ

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山形パナソニック株式会社 CS・エンジニアリング事業部
TEL 023-622-5443

関連リンク

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